訴訟・裁判関係 プリンタのインク代を確実に安くする方法

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インク詰め替えカートリッジ訴訟 エプソン敗れる

使用済みインクカートリッジにインクを再充填して、商品として販売している会社があります。
その会社をプリンターメーカーが裁判に訴えていました。
今回の判決では、プリンターメーカーであるエプソンの敗訴となりました。

簡単にまとめるとこういう話です。

エコリカのコメントはこちら⇒セイコーエプソン対エコリカの侵害差止等請求事件判決について

 エプソンが知財高裁に控訴しているので、まだ確定しているわけではありません。
 なぜ訴えるかというと、プリンターメーカーは消耗品で利益を上げているので、リサイクル品や汎用品・互換品を安く売られるとうまみが減ってしまうから。
 また「なぜ特許権侵害で訴えてるの?」という、論点が違うんじゃないの?という声も聞かれますが、そこしか訴えられるところがないからなんですね。

 今のところ、消耗品のリサイクルを禁止したり互換品の製造販売を差し止めたりする根拠になる法律はありません。それどころか、そんなことを試みれば独占禁止法違反で処罰されてしまいます。
 一方で製造に関しては各メーカーとも特許を持っている事が多く、特許権の有効期間内であれば特許技術の使用を禁止することも使用料を請求することも出来ます。
 だから、社外品のインクカートリッジは製造技術に関する特許権を侵害しているという理由で製造・販売の差し止めを要求しているわけなんです。





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[ 2006/11/03 11:55 ] 訴訟・裁判関係 | TB(1) | CM(0)

インク詰め替えカートリッジ訴訟 エプソン敗れる :争点となった特許

この記事は、インク詰め替えカートリッジ訴訟 エプソン敗れる の続きです。

 この裁判で争点となったのは、エプソン用インクカートリッジのインク出口の、インク供給針の外周に接してインクの漏れを防ぐ環状のシール材と,先鋭度の低いインク供給針でも簡単に挿通できるインク取り出し口に接着されたフィルムなどからなる特許。この特許そのものが今回の判決では無効であるとされたので、1月のキャノン・リサイクルアシスト裁判のときに争われた特許権の消尽知的財産権と省資源・環境保護のどちらが優先されるかといった点については踏み込むことを避けたようです。

 大雑把な説明をすると、一度販売されて使用された消耗品については製造に関する特許権は適用されないというのが特許権の消尽です。
 ところが、使用済みのインクカートリッジなどの空容器を元にしていても、、新たな製造に当たると判断された場合は製造に関する特許権が生きてきます。

 個人的な見解に過ぎませんが、もし仮に、新たな製造に当たると判断された場合でもインクをつめなおす作業だけなら問題の特許の部分は全くいじる必要がありません(過去の一部機種を除く)。特許に触れる可能性があるとすれば、出口のビニール幕を新品時と同様の材料と方法で貼りなおした場合ですが、最近のエプソンのプリンターの場合はインク出口に弁があります。だから、そんな膜はなくたって別に支障はないんですよね。ユーザーサイドで詰め替えする場合なんかは特に気にする必要もないでしょう。





[ 2006/11/04 15:19 ] 訴訟・裁判関係 | TB(2) | CM(0)

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