2006/11/04/Sat
この記事は、
インク詰め替えカートリッジ訴訟 エプソン敗れる の続きです。
この裁判で争点となったのは、エプソン用インクカートリッジのインク出口の、インク供給針の外周に接してインクの漏れを防ぐ環状のシール材と,先鋭度の低いインク供給針でも簡単に挿通できるインク取り出し口に接着されたフィルムなどからなる特許。この特許そのものが今回の判決では無効であるとされたので、1月のキャノン・リサイクルアシスト裁判のときに争われた
特許権の消尽や
知的財産権と省資源・環境保護のどちらが優先されるかといった点については踏み込むことを避けたようです。
大雑把な説明をすると、
一度販売されて使用された消耗品については製造に関する特許権は適用されないというのが特許権の消尽です。
ところが、使用済みのインクカートリッジなどの空容器を元にしていても、、
新たな製造に当たると判断された場合は製造に関する特許権が生きてきます。 個人的な見解に過ぎませんが、もし仮に、
新たな製造に当たると判断された場合でもインクをつめなおす作業だけなら問題の特許の部分は全くいじる必要がありません(過去の一部機種を除く)。特許に触れる可能性があるとすれば、出口のビニール幕を新品時と同様の材料と方法で貼りなおした場合ですが、最近のエプソンのプリンターの場合はインク出口に弁があります。だから、そんな膜はなくたって別に支障はないんですよね。ユーザーサイドで詰め替えする場合なんかは特に気にする必要もないでしょう。
再生カートリッジ訴訟,エコリカが勝訴の報道からすでに1週間経ちました。−−以下引用−−セイコーエプソンがインク・カートリッジの再生品における特許権侵害でエコリカを提訴していた裁判で,東京地方裁判所はセイコーエプソンの請求を棄却し,エコリカ勝訴の判決を下し
2006年10月にエコリカがエプソンに勝訴して以来、エコリカを支持する人々が続々と増えてきました。 これからもエコリカは「人と地球に貢献します」を合言葉に日々努力を重ねていきます!